「リクライニングチェア」についてのページです。
皆さん、自分の身体の寸法、ご存知ですか?
そう、身体検査で測りますよね、身長とか座高とか、胸囲とか。
ファニチャー選びには、この『身体サイズ』がとても重要なンですよ。
ファニチャーデザイン(家具設計)も、人体の寸法は需要なポイントのひとつです。
専門的になりますが、人体各部の寸法測定することを『生体計測』といい、その為の計測法と計測器が開発されているんですよ。またそのデータを基に生理学や心理学側面を科学的に究明する『人間工学』もデザインに活かされています。
ですから、ファニチャー選びの場合、自分や使用する人の身体のサイズを知っておくことが大切です。できれば、自分の身体サイズをメモしておくと良いでしょう。
1)座面の高さ
座面の前が高すぎると大腿部(太もも)の裏側に圧迫を与えます。ですから、膝がすこし上がり気味の方が疲れません。
2)座の奥行
座面が深すぎると、背もたれと身体の間、とくに腰回りに隙間ができ不安定な状態となります。また、膝の裏を圧迫し、とても疲れます。座の奥行は、少し浅めの方が良いですね。
3)背もたれ
座った時に腰や背を安定させるのが背もたれの役目です。腰部分の「なじみ具合」が疲れないポイントです。
4)座と背もたれの角度
使用する状態や用途によって違ってきますが、とにかく椅子に直接座って、腰や背中のなじみ具合を確かめてください。
5)座と背もたれのカーブ
必要以上にカーブしている座や背もたれは、身体に圧迫感や窮屈感を与えとても疲れます。格好いい!からといって必要以上にカーブしているものや身体になじまないものは避けましょう。
6)肘掛け(アーム)の高さ
一般的に肘掛けが高いと肩が疲れ、逆に低いと落着かないですね。肘掛け
同士の感覚も広すぎると肩こりや疲労の原因になります。
リクライニングチェア
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